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読了 : 『ザ・ゴール』 – エリヤフ・ゴールドラット

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はじめに

初めてのビジネス書感想となりました。雑食青年です!やはりビジネス書や新書(つまりアイデア)は、大量に出回っているので、ひとしきり騒がれた後、長く読まれているものを読むよう心がけています。

ということで、一発目は古典的名作『ザ・ゴール』です!

 

『ザ・ゴール』

作者: エリヤフ・ゴールドラット (1948-2011)

出身国: イスラエル

発行年: 1984年

 

あらすじ

アレックスは、ユニコ社ベアリントン工場の新しい所長として故郷に戻ってくる。しかし、その直後、工場の採算悪化から3ヶ月後の工場閉鎖を告げられる。

工場存続のため、身を粉にして働くものの、成果は出ず、自分と時間を過ごしてくれないことに怒った妻のジュリーは実家に帰ってしまう。公私ともにめちゃくちゃなそんなある日、空港で大学時代の恩師に出会ったアレックスは彼に意見を求める。

 

とまあ、こんな感じですが、ぶっちゃけあらすじはまたも重要ではない。

 

作者紹介

イスラエルの物理学者で、1984年に出版した『ザ・ゴール』はビジネス書として、今なお全世界で1000万人を超える読者がいると言われるベストセラーとなった。劇中に登場する物理学者のジョナは明らかに彼が自分自身をモデルにしている。

 

『ザ・ゴール』は一見、工場運営の理論(TOC、後述)の紹介書籍に見えるが、もっと普遍的なテーマが裏に流れている。

どんな複雑なものでも、その難しいところをいったん単純化して、それが本来持っているシンプリシティというものを解き明かして説明する。そこには美しさがありますし、人はそれについての美しさとか単純さを賞賛するということです。

引用 : https://diamond.jp/articles/-/2401

物事をどうしても複雑にしがちな私たちには耳が痛いコメントである。

ひどい人のパワポは本当にひどい。「Powerpoint Killer」で検索してみよう!

 

TOC : Theory of Constraints – 制約条件の理論

『ザ・ゴール』内で取り上げられるTOCとは「スループット」の向上を一番の目的に据える理論。スループットとは

スループット = 売上高 - 真の変動費

引用 : https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-11842.html

つまりは純利益のようなもの。経費の削減や機械化などはあくまで、この変動費を抑えるためのもので、それ自体が目的になってはいけない、と作中では描かれる。

「スループット」の向上のために、「制約条件」(=「ボトルネック」)が何かを考え、その制約条件の効率を上げるとともに、他のプロセスを制約条件に合わせることで、キャッシュフローを最大化させる。

 

似たような分野にオペレーションズ・リサーチという学問があり、雑食青年はそれを学んでいた。いつか紹介したいですね笑

 

細かいことはさておき

この『ザ・ゴール』で一番大切なことは、物語を読む中で十分すぎるほど感じるのだが、終盤できちんと言葉になって現れる。

私が探しているのは単にテクニックだけではなく、実は思考プロセスじゃないかってね

この思考プロセスとは、

『何を変える』、『何に変える』、それから『どうやって変える』かだ。

と語られる。

 

「何を変える」 = 問題設定

 

「何に変える」 = 解決方法

 

「どうやって変える」 = 解決方法の導入

 

最後の言葉にあるように、時に目の前の問題の答えを追い求めてしまいがちですが、そうではなく「思考プロセス」を手に入れたい、手に入れるように意識して本を読む、といったことが大切ですね。

ビジネス書の古典的名作ですので、上記の「思考プロセス」を意識しながら、ぜひ一読することをオススメします!

 

雑食青年

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