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読了 : 『そうか、君はカラマーゾフを読んだのか。』 – 亀山郁夫

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はじめに

行きつけの書店の店主の方からオススメしていただきました!『カラマーゾフの兄弟』を読むにあたって、入りを良くするために読みました。

 

『そうか、君はカラマーゾフを読んだのか。』

作者: 亀山郁夫 (1949-)

出身国: 日本

発行年: 2014年

 

あらすじ、というか概要

ドストエフスキーの翻訳をする著者が、『カラマーゾフの兄弟』を読破してほしい、という思いを込めた作品です!!例によって、あらすじはないので好きな言葉を上げていこうと思います!

 

好きだったエピソード

第1章 喜びの発見に努めよ

苦しみこそが人生だからですよ。苦しみのない人生にどんな満足があるっていうんです。

プレッシャーのない仕事にやりがいはない。苦しみにこそ、満足と成長がある。

第2章 理不尽な社会に怒れ

小さいものに対して、驕ってもなりませんし、大きなものに対しても驕ってはなりません。

リスペクトすべきものにはしかるべきリスペクトを。

第3章 哀しみは克服できる

人間にとって良心の自由に勝る魅惑的なものはないが、しかしこれほど苦しいものもない。

有名な「大審問官」に出てくる、らしいこの言葉。原著を読むのが楽しみ。

第4章 人生とは楽しいもの

倦むことなく実践しなさい。夜、眠りに入る前に「やるべきことをまだ実行していない」と思い出したら、すぐに起き上がり、実践しなさい。

こんな感じで始めたこのブログです。

第5章 愛は命よりも重い

人間とは大抵の場合、それがどんな悪党でも、私たちが一概にこうと決めつけるよりはるかに素朴で純真である。

悪党も人間であり、聖人もまた人間である。

第6章 悪があるから善がある

他人の手の中のパンはいつも大きく見えるものです。

「隣の芝は青い」というけども、キリスト教圏におけるパンは富そのもの。ドストエフスキーの「金」への言葉は重い。

いま能力のあるほとんどすべての人が滑稽になるのをひどく恐れ、そのためにかえって不幸になっているんですよ。

このご時世、「意識高い系」になって笑い者にされがち。滑稽になってもいいじゃないか。コンプラさえなければ実名さらしてやりたいよ、このブログ。

細かいことはさておき

『カラマーゾフの兄弟』、この本のおかげでだいぶ読みやすく感じます!

濃〜いエスプレッソをコップに並々注がれてるような小説です。200ページ以上読んでるのに父親が死なない笑 どちらもぜひ!!

 

雑食青年

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